ノーゲヱム、ノーラヰフ。

ゲームの感想とか書きます。

うるせぇ、恐竜ぶつけんぞ

ここ最近はまっているMTGアリーナでちょっと面白いデッキが出来たので中身を書いておく。あまり強いデッキじゃないけど見てやってくだせぇ…

(サイドボードは決めてないのでメインボードだけ)

 

デッキ名:巨獣のドシン  色:

デッキ枚数:65枚

 

呪文                                               土地

ドスン×4           山×8

稲妻の一撃×3                                森×12

確実な一撃×3                                根縛りの岩山×1

猛竜の幼生×2                                森林の地溝×4

狂気の一咬み×3

自然への回帰×2

緑林の歩哨×3

樫変化×3

打ち壊すブロントドン×3

サルカンの封印破り×1

暴走の騎士×3

突進するモンストロサウルス×3

殺戮の暴君×2

暴れ回るブロントドン×4

原初の飢え、ガルタ×1

 

デッキの動き

マナが溜まるまでどうにかして凌ぐ。手札の引きにもよるが、そこそこターンを要する場合があるので、火力やブロッククリーチャーを駆使しひたすら耐える。

マナが溜まったら「暴走の騎士」を召喚し、恐竜クリーチャーの召喚コストを2マナ下げられる状態にする。ここまでできたらほぼ準備完了。

 

暴走の騎士 (3)

クリーチャー

あなたが恐竜・呪文を唱えるためのコストは2少なくなる。

2/4

 

次ターン、「暴れ回るブロントドン」を召喚。本来なら7マナ必要なところ、「暴走の騎士」の効果で5マナで召喚可能。30%オフ! お得!!

 

暴れ回るブロントドン (5)緑緑

クリーチャー

トランプル

暴れ回るブロントドンが攻撃するたび、ターン終了時までこれはあなたがコントロールする土地1つにつき+1/+1の修正を受ける。

7/7

 

自ターンが返ってきたら「暴れ回るブロントドン」でアタック。彼はアタック中、自分がコントロールしている土地の数だけパワーとタフネスが上昇するという能力を持っている。これまでの展開の仕方にも依存するが、素のパワー・タフネスが7/7である彼なら、アタック時のみ最低でも12/12で攻撃できる。(普通に召喚するなら14/14)   

スゴイ!  デカイ!  ヤバイ!

MTGは初期ライフが20なので大ダメージを与えられる。仮にブロックされたとしても、彼はトランプル(ざっくり言うと、ブロックされても余ったパワー分のダメージを相手ライフに与える能力)持ちなのである程度のダメージを与えられる。

 

攻撃が終わったら仕上げ。「多少ダメージを食らったとはいえなんとか凌いだ。次のターンに逆転してやる」と油断している相手に最後の一撃をぶちかまそう。

そのキーカードがこいつ、「ドスン」だ。

 

ドスン 赤

ソーサリー

この呪文を唱える追加コストとして、クリーチャー一体を生け贄に捧げる。

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ドスンはそれに生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。

 

追加コストはクリーチャーであればなんでもかまわないので、攻撃の終わった「暴れ回るブロントドン」を生け贄に。相手に最低でも12点のダメージ! オーバーキル!!

 

恐竜を相手プレイヤーに

           シュゥゥゥゥゥゥゥトッ!!  

              超ッエキサイティンッッッ!!

 

と、まあそんな感じのデッキである。

 

注意点は一つ。MTGには、使い捨ての呪文がインスタントとソーサリーの二種類がある。そしてインスタントはいつでも使えるが、ソーサリーは使えるタイミングが限られているという点である。

まず、MTGは以下の順序で進行していく。

    自分のターン

      ↓

①アンタップステップ(前のターンに使用した土地やクリーチャー等を起こす)

      ↓

②アップキープ(アップキープ時に○○する、みたいな能力のカードはこの時処理する)

      ↓

③ドローステップ(山札から一枚ドロー)

      ↓

④第一メインフェイズ(土地を出したり、クリーチャーを召喚したりする)

      ↓

➄アタックフェイズ(クリーチャーを選んで相手プレイヤーに攻撃宣言)

      ↓

⑥ブロックフェイズ(相手プレイヤーが自身のクリーチャーで防御宣言)

      ↓

⑦第二メインフェイズ(第一メインフェイズとほぼ同じ)

      ↓

⑧ターンエンド(自ターン終了)

      ↓

   相手のターン

  (以下繰り返し)

ライフが0になるか山札が0になったら敗北(カードの能力によって変化アリ)

 

このようなゲーム進行において、ソーサリーを使えるタイミングは④と⑦に限られている。しかし、「暴れ回るブロントドン」のサイズ修正はターン終了時までなので⑦のタイミングでぶん投げる必要がある。

加えてクリーチャーには召喚酔いというものがあり、召喚してすぐには仕事をしてくれない。つまり、最大火力のブロントドンをぶん投げるためには最低でも1ターン待たなければならない。

相手がどんな対策をうってくるかビクビクしながら1ターン過ごさなければならないという、大変精神衛生上によろしくないデッキとなっている。相手が土地をフルタップしてくれることを祈ろう。

恐竜自体のパワー・タフネスがそこそこあるので、そのまま殴り勝つことも可能なのが救いだ。

 

弱点は除去耐性の無さ。赤の火力にはそこそこの耐性が望めるが、黒の除去呪文や除去能力には耐性が皆無といってもいい。

ただでさえ除去したくなるようなサイズのクリーチャーがメインなので容赦なく除去が飛んでくる可能性アリ。黒のデッキと当たったら覚悟を決めよう。

また土地を参照してパワーアップという都合上、マナ加速用のクリーチャーを採用していないので初動がかなり遅くなる。相手がなめてかかってくれることを祈ろう。

 

そして幸運にも自分のターンが回ってきたら、「暴れ回るブロントドン」でアタック。そのまま第二メインフェイズに「ドスン」を放ち、高らかにこう宣言してやろう。

 

 

 

うるせぇ、恐竜ぶつけんぞ

 

(間違ってもボイチャで言わないように。トラブルのもとだ)

 

 

まとめ

イマイチ安定感はないが決まれば強いデッキだと思う。比較的作りやすいのも魅力。ベースはマスターツリー開放報酬の赤緑恐竜デッキだし。ライフ差がついていても逆転しやすいのもGood

 

ただし、一発ネタみたいなデッキなので同じ相手に二度は通じないぞ!!(多分…)